シリカゲル肥料

ウォーターシリカ(シリカヒドロゲル肥料)
溶出スピード抜群!


<概要>
『ウォーターシリカ』は、水に対するけい酸成分の溶出速度が、市販のけい酸質肥料の5~8倍溶出しやすく、けい酸追肥効果の高い肥料です。
<特長>
- 幼穂期から出穂期にかけてけい酸を吸収させることで、根張りが良くなり、受光体制が改善されます。
- 登熟歩合および千粒重が向上して、収量および品質アップが期待されます。
- 茎や葉が丈夫になり、倒伏・病害虫の軽減も期待できます。
<成分・内容>
可溶性けい酸 |
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17% |
荷姿:15㎏/袋
<使用方法>
■水稲の場合
施用方法 | 時期 | 施用量 | 方法 |
---|---|---|---|
動力全面散布 |
出穂前30日頃 |
15㎏/10a |
背負式動力散布機のタンク底にある吐出安定板を外し、シャッター開度とエンジン回転数を最大にして散布します。 |
水口施用 |
中干し後の入水期から |
15㎏/10a |
ウォーターシリカを種籾袋等の網目袋に入れます。水口にコンテナ等を深めに固定し、網目袋に入れたウォーターシリカに直接流入水が当たるように設置します。 |
■園芸の場合
施用方法 | 施用量 | 方法 |
---|---|---|
植え穴施用 |
約20g/1株 |
苗を移植する際に、植穴にウォーターシリカを入れます。 |
かん水同時施用 |
ウォーターシリカ5㎏に対して |
ネットに入れたウォーターシリカを、液肥用タンクにつけて溶出させます。 |
<ワンポイントアドバイス>
- キュウリ、イチゴ、花などの園芸作物にもお試しください。けい酸の効果によって健全な生育が期待できます。
- できるだけ早く溶出させるための工夫としては、タンク内の水温を上げる、タンク内で水の流れをつくる、ウォーターシリカをつぶすという方法があります。
- 一度乾燥させると溶出しにくくなるので、乾燥しないように土に埋めるか、水に浸漬してください。
<注意事項>
- 乾燥するとけい酸の溶出が悪くなります。開封後はウォーターシリカが乾かないように、袋の口を縛って保管してください。
- 水分を多く含んでいますので、取扱いの際に手がぬれたり、袋から多少水が出ることがあります。(人体には影響ありません。)
- 数週間かけて溶出するため、硫安や尿素のように速やかには溶けません。見た目では分かりにくいですが、けい酸は確実に溶出しています。
- 柔らかいので簡単につぶれます。砕けてもその効果が低くなることはありません。
- 直射日光と高温による乾燥や氷点下による凍結を避けて保管してください。