空散用肥料

空散追肥306
無人航空機向け肥料の決定版
<概要>
無人航空機での散布用に開発された肥料です。
スムーズに散布でき、省力化が図れます。
<特長>
- 金属を腐食させにくく、機体への負荷が小さい肥料です。
- 窒素成分が30%と高いので、肥料タンクへの補給回数が少なく、ワンフライトで広範囲に散布可能です。
- 粒径の揃いがよく、精度よく散布することが可能です。一般社団法人 農林水産航空協会の試験により、無人ヘリコプターによる均一な散布が確認されました。
- 速やかに溶けて作物に吸収されます。
- 10aあたりの散布時間は3~5分と効率的です。
- 手動散布機や背負い式動力散布機などによる追肥に比べて、作業時間を5~9割削減することができます。
- 担い手農家の経営革新に資する稲作技術カタログに掲載されています。
http://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/info/inasaku_catalog.html#sehi
<成分・内容>
保証成分(%)
チッソ | リン酸 | カリ | 苦土 | ホウ素 |
---|---|---|---|---|
30.0 | 0.0 | 6.0 | 1.0 | 0.015 |
※荷姿:20㎏/袋
<使用例>
- 無人ヘリコプターの肥料タンクに1袋(各ホッパー10kg×2)を積載した場合、ワンフライトで窒素成分6kgを施肥することができます。
- ワンフライト(20kg積載)で散布可能な面積は以下の通りです。
チッソ施肥量 (kg/10a) |
ワンフライトで散布可能な面積 | |
---|---|---|
空散追肥306 | 一般的な化成 (窒素成分14%の場合) |
|
2.0kg | 30a | 14a |
1.5kg | 40a | 19a |
1.0kg | 60a | 28a |
0.5kg | 1.2ha | 56a |
<注意事項>
- 吸湿のおそれがありますので、開封後はすみやかにお使いください。
- 葉が濡れていると肥焼けを起こす恐れがあるので、葉が乾いてから散布して下さい。
- 施肥量は、品種、葉色、生育状況等により適宜加減してください。
- 散布する場合は、周囲の建物や人を避け、ドリフトに十分注意して行ってください。