Q&A
当センターにお寄せいただく「よくあるご質問」にお答えしています。
●共通:分析依頼
Q1分析を依頼したいのですが、どのような手続きが必要ですか?
ホームページにある「分析から受託までの流れ」をご確認願います。なお、必ず「
規約」をお読みいただき、ご同意の上での手続きをお願いいたします。
規約をお読みいただき、ご同意いただければ手続きを進めさせていただきます。初めてご利用になられるお客様には、依頼内容を予めお聞きし、当センターはこれらを確認後、お客様に受託可否の連絡をいたします。初めてご利用になられるお客様には前金でのお支払いをお願いしており、注文書および入金の確認をもって受託が成立したものといたします。
初めてのご依頼同様に規約にご同意いただき、当センターがご依頼内容を受託可能と判断した旨を連絡した時点で利用手続き完了となります。2回目からのお客様には、分析結果報告時に請求書を送付させていただきますので、期日までにお支払いください。
こちらの「
分析方法」の項をご確認願います。公定法や定法に従う他、一部当センター独自開発の方法(病原抑止力:特許取得)もありますが、分析方法として外部に公表しております。
Q5「分析方法」の項にない方法での分析を依頼できますか?
原則、「
分析方法」の項にない方法での分析は、受託しておりません。
通常、1~2ケ月程度でご報告いたします。ただし季節的な繁閑状況(繁忙期:10月~3月頃)またはご依頼点数、分析項目などにより、通常よりも日数を要する場合もございます。詳しくは、ご依頼前にご相談願います。
PDF形式のデータを原則Eメールにて報告させていただきます。郵送が必要な場合は別途手数料および送料をご負担いただきます。
受領した試料は原則、返却いたしません。必要な場合は、送付前に予めお取り置きください。
Q9計量証明書は別途必要とのことですが、計量法対応でお聞きした際には無料で発行できますか?
計量法に照らし合わせて計量証明書が必要な場合は、無料で発行いたします。その他の場合は別途発行手数料が必要となりますので、個別にご相談願います。
●土壌物理性・化学性分析
化学性分析のみの場合は風乾して2㎜篩を通した試料として200gが最低限必要です。生土の場合は500gをご提供願います。最大容水量や飽和透水係数の分析では、風乾して2㎜篩を通した試料として500g、生土の場合は1kg程度必要となります。試料を生土でご提供いただいた場合は、土壌調製料をお客様にご負担いただきますので、あらかじめご承知おき願います。※物理性項目は現場で100㎤容のコアに採土いただかないと採土場所の再現はできませんので、あくまでも参考値となります。
新聞紙等の上に薄く広げて、日陰で1週間程度乾かしてください。その後、2mmの篩を通過した土壌をお送りください。
チャックの付いたビニル袋に入れていただけると幸いです。サンプルが少ない時はレターパック等、多い時は宅配便でお送りください。
Q4農地の土壌診断をしたいのですが、どの項目を実施したら良いですか?
メニュー表の畑または水田の土壌化学性主要全項目を選択してください。
圃場からの採取位置は、一般的には次のような方法とされています。圃場の対角線交点とそこから四隅の中間点で計5カ所から採取し、よく混ぜます。果樹園の場合は樹冠の約30㎝内側から採取しますが、この際、可能であれば表層の0~20㎝と主要根群のある20~40㎝深の2箇所に分けて採取します。不可能な場合は上層のみとします。
土壌表面のごみや作物の残渣および表層土1~2㎝を取り除き、深さ15㎝程度までの土壌を均一に採取して下さい。
作物の栽培が終わり、次の肥料を撒く前が適しております。
法律により移動が制限されている土壌や外国の土壌は分析できません。また、園芸培土のように極端に軽い土壌も分析できない場合がございます。
特に指定がない場合は、原則、当センターが受領した試料の状態(現物)を風乾土とみなして、「風乾土当たり」として分析値を表示いたします。生土の土壌調整をご依頼頂いた場合は、風乾時の水分値も表示いたします。
●肥料・堆肥等化学性分析
Q1今後肥料登録をしたい商材がありますが、何を分析したらよいですか?
都道府県の肥料登録窓口や独立行政法人農林水産消費安全技術センター(FAMIC
http://www.famic.go.jp/)などにお問合せいただき、必要な分析項目や栽培試験をご確認のうえ、当センターまで分析をご用命ください。当センターは肥料登録に必要な分析及びコマツナでのポットによる栽培試験を実施しております(C作物分析・栽培試験依頼シート参照)。
Q2堆肥には試料調製料とありますが、具体的にはどういうことですか?
堆肥は現物状態でpH、水分を測定するため、現物試料をご提供いただきます。ただし肥料・堆肥の化学性分析は乾燥微粉砕物として分析に供しますので、調製料をいただいております。
●土壌・肥料・堆肥等生物性分析
Q1微生物や線虫の分析に必要な土壌はどの程度ですか?
生土で200g程度です。
Q2微生物や線虫の分析に必要な土壌はどこから採取するのがよいですか?
病気や線虫害が発生している株があれば、その周辺数カ所から採取してよく混ぜて下さい。その他の場合は化学性分析と同様で結構です。
Q3検出された微生物や線虫は返却してもらえますか?
安全のために滅菌等の適切な処理を行いますので、返却できません。
●作物分析・栽培試験
Q1水稲以外の作物でもケイ酸の分析を依頼できますか?
分析項目の「作物体 無機成分 水稲」を選択願います。
Q2栽培試験の資材効果確認とは具体的にどのような試験ですか?
主に肥料成分の肥効試験を受託いたしますが、対応可否については事前に十分なご相談をさせていただきます。