2026.04.23 肥料事業
NEXT100農場グループでは、自社農場「KCAみらいばたけ」を拠点に肥料事業と連動したさまざまな取り組みを進めています。ここでは、2025年度の主な活動をご紹介します。
1.自社農場の名称を「KCAみらいばたけ」に決定
当社農場の正式名称を「KCAみらいばたけ」と定めました。
本農場は、KCAの未来を担う人材育成と肥料事業を通して地域に貢献する場としての役割を期待して設立いたしました。当社の未来、そして農業体験や子ども食堂などの活動を通じて、地域・日本の明るい未来を創造していきたいという思いから、「みらい」という言葉を採用しました。
また、農産物を生産している農場としての役割だけでなく、新たな地域とのつながりを生み出し、育てあげていく土壌であるという意味を込め、より身近で親しみやすいイメージを持っていただけるよう「はたけ」との言葉を組み合わせ、「KCAみらいばたけ」と命名しました。
農場の入り口に看板を設置
(看板デザインは当社社員が作成したデザインです)
2.約500㎡の農業用ハウスが完成
2025年6月には、農業用ハウスが完成しました。
本ハウスには自動灌水設備と環境制御システムを備え、養液栽培用に開発された「アクワン」シリーズを使用した点滴式養液栽培を行っています。現在、ハウス内ではトマトのほか、シャインマスカット、金柑などの果樹ポット栽培を進めています。
新たな栽培技術の実証や新規製品の試験、営業担当の実習の場として活用中
3.人材育成・交流の場
「KCAみらいばたけ」は人材育成の場としても活用しており、毎年、新入社員向けの研修を実施しています。
研修では、実際の農作業体験を通じて、農業の基礎知識と現場感覚を学びます。土づくりや定植、収穫などの作業を行うことで、肥料事業への理解をより深める機会となっています。
本農場は社内交流の場としても活用しており、本年度は、初の社内向けイベントも開催しました。社員とそのご家族を対象とし、幼稚園児から中学生までの子どもたちも参加しました。午前中は農作業体験を実施し、午後は農場で育てた野菜を使ったバーベキューを行いました。社員同士・家族同士の交流を深めるとともに、当社の肥料や農業への理解を深める場となりました。
新入社員研修 社内イベント
ズッキーニ定植中の様子 ジャガイモ収穫体験
4.「つくばキッズファーム」への参画とメディア掲載
「KCAみらいばたけ」および農場グループは、農業体験プロジェクト「つくばキッズファーム」に参画しています。
「つくばキッズファーム」とは、子どもたちが農業体験を通して、いつも食べている野菜がどのように栽培されているのか、また食べられるまでの過程を経験できるプロジェクトです。つくばに移住されたばかりのご家族や、学生生活が始まったばかりの学生にとっても横の繋がりができるコミュニティとして役立っています。
KCAみらいばたけ、および農場グループが参画する「つくばキッズファーム(農業体験プロジェクト)」が、合同会社ワニナルプロジェクト発行のフリーペーパー「ワニナルペーパー」に特集されました。活動の様子を写真とともにご紹介いただいておりますので、ぜひ下記リンクよりご覧ください。
5.バイオスティミュラント資材の効果検証
「KCAみらいばたけ」では、バイオスティミュラント資材(BS資材)の効果検証にも取り組んでいます。
BS資材とは、植物やその周囲の土壌に作用し、植物自身の潜在能力を引き出すことで生育を改善する資材です。肥料や農薬とは異なり、栄養成分を直接補給したり、病害虫を直接防除するものではありません。植物に刺激を与えることで、非生物的ストレス(高温、乾燥、塩害など)への耐性を向上させ、植物自身が環境に適応する力を引き出します。近年、生育環境の変動が大きくなっており、BS資材の効果については大きく注目されています。
当社はBS資材に特に注目しており、アミノ酸濃縮液「ソイルサプリエキス」、高温・乾燥耐性資材「スキーポン」の試験を農場では行っています。
露地栽培ではサツマイモなどを対象に「ソイルサプリエキス」による試験を行い、収量・品質・土壌への影響を評価しています。
ハウス栽培ではミニトマトを対象に、乾燥・高温対策を目的とした「スキーポン」の試験を実施しました。ハウスでの高温条件下において、スキーポン処理区では無処理区と比べ、品質・収量ともに良好な傾向が確認されました。
近年の酷暑や天候不順は農作物に悪影響を及ぼしており、当社農場も例外ではありません。こうした暑さや乾燥等の対策として、BS資材への期待が高まっています。今後も試験を継続し、得られたデータを持続可能な栽培体系の構築や製品提案に活かしていきます。
今後とも、「KCAみらいばたけ」およびNEXT100農場グループの活動にご注目ください。
【本件に関する問い合わせ先】
肥料本部 肥料業務部
TEL:03-5216-6613、FAX:03-5216-6621 又はお問い合わせフォームより





