当社は「企業活動を通して社会に貢献する」という基本理念の基、1920年の創業以来、生産者の良きパートナーとして安価で良質な肥料を安定的に供給し、日本農業を支え続けてきました。100年間で培った技術を駆使して近年ではドローンやリモートセンシング技術を活用したスマート農業に積極的に取り組んでおります。また、生産者の施肥労力を軽減する肥料や環境に配慮した肥料・バイオスティミュラント資材の開発に取り組み、「人にも環境にもやさしい農業の実現」に向けて貢献しています。

化学品事業においても、天然素材の力を最大限に活かし、“美と健康”を追求した高付加価値素材を提供しております。また、農業副産物を利用したアップサイクル化粧品原料や食品ロス低減を目指したバリア機能を有する食品包装フィルム用合成マイカの本格展開等、サステナビリティの実現を目指しております。さらに、海外事業では主力の肥料事業で培った技術を活かし、中国等で新たな栽培方法の試験を進め、商業化の可能性を検討する等、事業の多角化により変化する時代のニーズに呼応し、柔軟な対応を追求しております。

変化の激しい時代だからこそ、お客様にしっかりと寄り添いながら、長年培ってきた技術力、製品開発力を駆使し、新たな価値を生み出し続けることに挑戦していきます。そのためには、柔軟な発想を持つ若い力が必要となります。
当社は、お客様の良きパートナーとして、なくてはならない存在であり続けるため、日々成長を目指しています。そのためには、社員の教育に注力し、働きやすい持続可能な会社にしていきたいと思います。柔軟な発想で物事を前向きにとらえることのできる、明るく元気な方と共に働ける日を楽しみにしています。